本治療は、まずフレーム・アプリケーションから勝負が始まると言っても過言ではない。
まずフレームを上図のように側面において、三叉神経(Ponsの中央より、trigeminal incisulaに向かって8-10度の角度で上行している)に平行となるよう装着することがポイントである。このことにより、CTとのfusion imageにてMRI上の三叉神経は長きに亘り一本として描出される。そして、各画像のpositional distortionを減ずるべく、照射ターゲットがtrigeminal incisulaそのものをフレーム中央になるべく位置させるよう工夫が必要と考えている。